はじめに:20代をどう生きるか?
今日は『20代を無難に生きるな』(松永茂久さん)を読んで学んだことを書いていきます。
本書は、著者自身の経験をもとに、20代を充実させるための考え方や行動指針を示しています。
・若い今だからこそ何かをしたいけど何に挑戦すればいいかわからない
・20代の貴重な時間の過ごし方になんとなく満たされなさを感じている
過去の私のように、このような漠然とした不安を抱えている20代の皆さんに読んでいただきたい一冊です。
無難な道へのリスク
まずは無難に生きることのリスクについてです。
無難に生きることは、一見安全でリスクが少ないように思えますが、実は「挑戦しないこと」こそが大きなリスクになります。
20代の失敗してもやり直しが効く貴重な時期に、挑戦せず失敗を避けてばかりいると、将来後悔することになりかねません。
失敗や挫折こそが、自分を成長させる経験となり、未来の選択肢を広げるのです。
具体的なアクションプラン
「とりあえず言ってみる勇気」を持つ
自分の意見やアイデアを周りに発信するのは勇気がいることです。
しかし、黙っているだけでは何も変わりません。
「とりあえず言ってみる」ことで、周囲の反応や新たなチャンスが生まれます。
失敗しても良いので、まずは自分の考えを声に出してみることから挑戦を始めましょう。
「座右の書」を10冊見つける
自分の価値観や行動の指針となる「座右の書」を10冊持つことは、迷ったときの支えになります。
たくさんの本に触れ、自分にとって心が動く言葉や考え方を集めてみましょう。
どの本も「一生使えるお守り」のような存在になります。
まずは書店や図書館で気になる本を手に取ったり、先輩や上司におすすめを尋ねてみるのもおすすめです。
「人を見抜く力」を身につける
人間関係は、人生を大きく左右する要素のひとつです。
相手の言葉や態度から、その人の本音や価値観を読み取る力を磨くことで、信頼できる仲間を見極めることができます。
観察力を養い、人の話を深く聴き、自分の感覚を信じることが「人を見抜く力」の第一歩です。
「年上を動かす方法」を学ぶ
年上の人と接する機会が多い20代。
そこで必要なのは、ただ従うのではなく、自分の意見を持ちつつも相手を尊重し、動かす力を持つことです。
そのためには、相手を理解し、感謝を伝え、誠実さを持って接することが大切です。
日常から、「相手が喜ぶことは何か」を考えて行動すること=GIVEの精神を持つことが信頼につながります。
「チャレンジしている20代には『成長』と『成功』しかない」
20代で挑戦を続けていれば、たとえ一時的に失敗しても、それは必ず学びや成長につながります。
挑戦しないままでは何も得られません。
挑戦することで視野が広がり、自分の可能性を発見できるのです。
本書からは、著者の「行動すれば必ず何かが得られる」というポジティブなメッセージが伝わります。
印象的な言葉と主張
- 「20代のうちは太く、しなやかで、折れない自分の在り方を作る」
- 「周りに流されてあなたの才能を埋もれさせてしまうのはもったいない」
- 「常識を疑い、違うと感じれば思い切って捨ててみることは、発想転換の大事なきっかけになる」
- これらの言葉から、自分自身の考えを持ち、行動することの重要性が伝わってきます。
まとめ:無難を超える20代の生き方
いかがでしたでしょうか。
私も本書を『座右の書』としてお守りにしていますが、読み返すことで挑戦への背中を押してくれます。
20代というキラキラした貴重な時間を、豊かに過ごしたいと考えている方は、ぜひ本書を手に取ってみてください。
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